入院当日

5月半ば、いよいよ入院当日になりました。手術は2日後の朝1番の9時からです。

障害上、子供の頃から何度も入院や手術経験はあるのですが、幸いもう20年以上は入院しなきゃいけない状態にはなっておらず久しぶりの入院です。

GWに強引に遊びすぎたせいで肩の状況は入院前検査のときより悪くなってるような気がしたけどこの際もう気にしない。笑

入院の2日前から仕事は休みに入らせてもらって必要な入院セットも買ったし髪も子供のころ以来の丸坊主にしたし準備は万全です。

自宅から病院まで車で30分程度。朝9時半までに入院受け付けを済ますことになっていたのでそんなに忙しくないと思ってたんですが、当日になってみるとやっぱりバタバタしました。(病院に着いてから駐車場が満車でけっこう待った。)

なんとか予定の時間までに入院手続きを済ますことができて入院受付まで病棟の看護師さんが迎えに来てくれました。

迎えに来てくれた看護師さんはたまたまそのとき迎えを任された看護師さんなのかなと思っていたらそうではなく、私の入院から退院までの経過の管理を任されている担当看護師さんだということを病室までの会話で知りました。

病室に辿り着く前に通りがかったシャワー室や洗面所の使用ルールの説明を受け病室に到着。6人部屋だったのですが私を入れて3人しか埋まっておらず、新たな患者さんがいつ入ってくるかわからないけどそれなりにゆったり過ごしていけそうでした。

病室に着いて荷物を収納して病衣に着替え、担当看護師さんから改めて入院計画書や術後のリハビリ計画書の説明を受けました。外来受診のときにすでに言われてたことだけど、計画書には術後6週間後に装具除去と書いてあって「やっぱりそうなのか…」と。笑

その他の項目も事前に聞いていた通りの内容で、術後3週間で退院or転院となるようです。私の場合は6週間固定しなければならず、腕を固定したままでは家に帰ってもまともに生活していけないということで3週間後には他の病院に転院になります。

昔は完全に回復するまで1つの病院に3ヶ月ぐらい入院していたこともあるんですが、近年の制度では急性期、慢性期、回復期などの患者さんの病状によってそれぞれの状態に適した病院に移らなければいけないらしいですね。特に整形外科だと患部以外はピンピンしてるし、術後の患部に突発的なトラブルがなければあとはリハビリしかやることがないので急性期病院に居れる期間は短いようです。

午前中はいろいろな説明であっという間に過ぎていき昼食の時間になりました。かなり久しぶりの病院食ですが、普段からボディーメイクまがいの筋トレをしていることもあって、家にいるときは大盛サラダとか鶏胸肉とか豆腐とか糖質0麺が主食になっていたので白米に味噌汁におかず3、4品の食事がすごくおいしく感じました。笑

午後からは麻酔科の外来に呼ばれて手術の説明と同意書にサイン。その後はリハビリ科に呼ばれて現状の肩の状態や筋力測定をして術後のリハビリ計画書にサイン。担当のOTさんに「腱板断裂は再断裂する人の率が高いので術後は焦って無理なことはせずに、でも地道なリハビリが必要になります。完治までは術後1年かかると思って気長に頑張っていきましょうね」と言われました。

事前にネットでも調べていたし医師からの説明でも腱板断裂の治療は長くかかると言われてましたがなんとなく実感がわかず、「今手術をすれば雪が降る前にギリギリ釣りも再開できるだろう」と勝手に算段していたんですが、もしかして自分の読みは甘いのか…と少し先行きに不安が過りました。

夕方にはその日しなければならないことは全て終え、18時前後には夕食です。先ほども書きましたが今までは炭水化物は極力控える生活をしていました。入院中は毎食のように白米が出てきます。病院食なのでちゃんとカロリー計算されたものが出されるんでしょうけど、これだけ毎食白米を食べてたらもしかして太るんじゃないかという懸念があります。でも全体的な食事のボリュームは控えめだったのでご飯を食べないと次の食事までもちそうにない…ということで入院中は諦めて出されたものは有り難く完食することにしました。

夕食を終えるとあとは21時半の消灯まで好きなことをして過ごせるんですが、私は普段からほとんどテレビは観ないので冷蔵庫のためにテレビカードは買ったもののテレビで時間を潰す気にもなれずひたすらスマホで釣り情報を見たり筋トレYouTuberの動画を観たり。入院に備えてポケットWi-Fiをレンタルしておいて正解でした。笑

入院初日はこんな感じで終えたのですが、21時半の消灯に合わせてて眠れるはずもなく、看護師さんの夜中の巡回までバッチリ起きていました。「眠れないようなら眠剤出しますよ」と言われたけど薬を飲むほどじゃないし自分の中でなぜかわからないけど眠剤に頼りたくないというこだわりがあって入院中はずっと断り続けました。

入院2日目に続きます。

あ!ちなみに、担当看護師さんはまだ20代前半~半ばぐらいでとても話しやすい雰囲気のカワイイ系看護師さんでした。

心の声「神様!ありがとう!」

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