退院日(手術後4週間)

転院してきた2つ目の病院の退院日がやってきました。(転院してきてからの約1週間半はホントに長かった…)

今回の腱板断裂の闘病計画は、ある程度の日常生活に耐えれるだけの機能と筋力が回復するまで術後約3ヶ月は入院生活の予定でした。しかし過去記事1過去記事2 で書いたようにどうしてもこの病院の雰囲気やシステムが自分には合わず、かなり強引な早期退院です。

仮にこの病院に当初の予定通り3週間いたとしても、その後はまた他の病院に転院しなければならず(それの繰り返し)、そうなるとすごく失礼で申し訳ない言い方ですが転院を繰り返す度にどんどん病院のランクが下がっていって今よりもっとボロボロで雑居ビル感が漂う病院に行き着く可能性が大です。

中規模、小規模の個人病院でも造りが新しくて明るい雰囲気の病院ならたぶん耐えられると思うんですが、ハズレた場合のダメージが大きいので身体には負担になるものの、もう入院自体を諦めて自宅療養に切り替えることにしたのです。(手術した最初の病院にずっといれるなら余裕で3ヶ月いたと思います。笑)

※この病院は医師&看護師&リハビリスタッフの対応はかなり親切でした。なのでこんなわがままな急展開にしてしまい申し訳なかったです。

この病院も退院前に最後のリハビリがあり、朝1の順番でやってもらいました。ここに来てからは1週間ちょっとしかリハビリを受けていませんが、丁寧に肩の運動をやってもらえたおかげで他動ではあるけど仰向けに寝た状態から140度ぐらいは腕が挙がるようになっていました。(自力では痛くて力が入らずもう片方の腕で支えてやっと90度。笑)

担当OTさんとは話が合ったので可能ならば退院後のリハビリもここに通いたいんですがどうなることやら…

リハビリを終えて病室に戻るともう母親が迎えに来てくれていて、会計も上がってきてたのであとは私の着替えのみです。

看護師さんを呼んで着替えを手伝ってもらうのですが、いよいよ約1ヶ月入れっぱなしだった尿道留置カテーテルを外してもらいます。発熱こそしていないものの、オシッコは常に濁り気味でまたいつ尿路感染症を起こすかわからない状態だったので、できるだけ早いうちに泌尿器科を受診したほうがいいと言われてこの病院を出たらそのまま最初に手術をした病院の泌尿器科に行くことにしました。(最初の病院は普段から膀胱の調子が悪かったり尿路感染症になったときに受診していたのでカルテもあるし話が早いので。)

着替えが一通り終わり看護師さん達に挨拶をし、最初の病院に向かったのですが、もちろんここで久しぶりのタバコ。今回は時間に追われていないのでゆっくり走ってもらい2本吸えました。

最初の病院に到着し、駐車場から病院を眺めたんですがすごく懐かしい。玄関から中に入るときに思わず心の中でただいま!って言いました。笑

広い院内ロビー、高い天井、陽射しが入って明るい雰囲気、ホスピタルローソン、DOUTOR COFFEE…すごく落ち着く!まずはDOUTOR COFFEEでコーヒーを飲んで一休みしたいところでしたが今日は予約ではなく急遽受診したためかなり待たされるはずです。なので寄り道せずそのまま泌尿器科外来へ。

しばらく泌尿器科には来ていなかったので問診表を書かされ待機します。予想としては採尿され検査結果次第ではまた抗生物質の点滴とか飲み薬だなと思ってたんですが、なんと問診表を外来の看護師さんが見て
「今回の症状はご自身でも問診表に書かれた通り、尿道留置カテーテルを入れていたのが原因ですね。どなたでもこれを長期間入れておくとなってしまう症状なので今は熱もないようですし水分を多く摂ってしばらく様子を見てみてください。時期に治まると思います。」
と言われまさかの医師の診察無しで終了!笑

最近の大きな病院は混雑軽減のためにこういう手法を取り入れたんですね…汗

予想以上に早く終わってしまったのでお待ちかねのDOUTOR COFFEEでちょっと早めの昼食にしました。入院中、何度も利用させてもらっていたので店員のお姉さんにも顔を覚えられていて「お久しぶりです」って言われました。笑

せっかくこの病院に来たんだから整形外科も受診して今後のことを相談できればよかったんですがこの日は主治医が外来にいないのでまた後日すぐに来なければなりません。

昼過ぎに家に着いてまずは部屋着に着替えたんですがこれが恐る恐るで一苦労。母親は看護師さんから一通り着替えの介助やシャワー時の装具の着け替え方のレクチャーは受けたんですが、装具のマジックテープがグチャグチャになったりして結局自分で脱着することに。まだ身体は解れきってないのでシャツに腕を通すときにどうしても力が入ってしまい激痛が走り、これを繰り返しているともしかしたら早々に再断裂かも…という不安が過ります。

なんとか着替え終わり次はトイレです。余計な家具や荷物を片付けて家中の凹凸を可能な限り削ってもらったとはいえ、そもそも絨毯の上を片手で漕ぐというのがすごく大変。(極端に言えば砂の上を漕いでるような重みがあります。)なのでトイレに行くことは諦めて、固定が取れるまでは自室で尿瓶で用を足すことにしました。大のほうは仕方ないのでなんとかトイレに行きます…笑

こんな感じで腱板断裂の入院生活は予定よりかなり早く終了しました。(強制終了?笑)

退院してきたとはいえ右腕はあと1週間ちょっとは固定が必要だし、予定通りの期間で固定が取れるかどうかもわかりません。まだまだ毎日リハビリが必要な期間なので家から毎日通わなければいけません。当然まだ自分では運転も車椅子の積み降ろしもできないので母親に面倒をかけることになりますが、今年は母の日や誕生日はいつもより豪華な物をプレゼントしておこうと思います。(うちの母親は花より団子タイプなので豪華な食べ物になるはず。笑)

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