数日前に腱板断裂を再発させないための生活環境を考えるの記事を上げましたが、忘れてたことがあったので今日はその追記です。
軽量の車椅子
日常用車椅子だけでもいくつかタイプがあって、 たくさんのメーカーや機種があります。
- 自走用(介助無しでも自分で漕いで移動できる人用)
- 介助用(誰かに押してもらうタイプ)
- 電動車椅子(怪我や障害で腕も自由が利かない人のために指先で操縦するタイプ)
大まかに分けるとこの3つでしょうか。(細かく分ければまだあるんですが。)
私は子供のころから自走用の車椅子で、その中でもオーダーメイドタイプの車椅子を使用しています。(自分の身体のサイズを採寸し、各パーツの大きさ、長さ、位置を個人個人に合わせてベストサイズの車椅子を作れる。)
よく病院や公共施設に置いてあるような昔ながらの車椅子はどんな体格の人にも対応できるようにある程度大きめに作られているし、自走用といっても介助をしてもらうことを考えて作られているので重かったり小回りが利かなかったりで自分で自由に動きたい人にはかなり不便なんです。
その点、オーダーメイド車椅子は自分の身体にフィットさせることができるし、カスタマイズ性に富んでいてフレームやタイヤを好きな色にできたり、ポケットの種類や数を選べたり、ドリンクホルダーを付けれたりと自分に必要なパーツといらないパーツを取捨選択できて快適な車椅子生活を送れるんですよね。デザインもスポーティーでカッコイイです。
当然、作る時にどんな材質で作られる機種なのかも検討材料になります。主に「アルミ(重量もなく錆にも強いのでだいたいの車椅子がアルミ)」、「スチール(安価で剛性はあるが重くて錆びやすい)」、「チタン(軽くて錆に強くて剛性もある)」、「ステンレス(病院や施設の入浴用の車椅子がこれ)」 があって、この中ではチタンが一番優秀な素材なんですが値段が他の素材に比べるとかなり高くなってしまい、なかなか注文する人がいないのか今ではあまり製造されていないようです。
私の車椅子はアルミ製なんですが重さが8kgありました。腱板断裂の手術をして2ヶ月半の現時点ではまだ2kg以上の物を右手で持つことは許可されていなくて、10kg以下の物を持てるようになるのは手術後3ヶ月かららしいんですが、今の車椅子の8kgというのがこの制限からいくとけっこう微妙な重さなので3ヶ月経ったからといってまだ右腕が正常に機能してない状態で一人で車で出かけて何度も車椅子を積み下ろししてるとあっという間に再断裂しそうな気がするんですよね。
なので数年先の再断裂を予防する意味でももっと軽量化した車椅子に乗り換えなければいけないかなと考えています。ちなみに、まだ入院する前に釣り用の軽量車椅子は作ったんですが、ドリンクホルダーやロッドホルダー、あわよくば簡易的な作業台も装着できるようにと日常用ではあり得ないちょっと変わった形に注文したのでそれは常用には向かないし、これを作ってしまったばかりにしばらくは新たに車椅子を作ることもできないし(数年経たないと助成金が出ない。)どうしよう・・・
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