肩の痛みの原因が判明

リハビリに通っている病院も月に1回は医師の診察を受けなければいけないので今日、診察とリハビリ両方受けてきました。(医師の指示がないとリハビリできないらしく、それが1ヶ月単位の指示らしいです。)

この病院は予約制じゃないのでいつもの時間に行くと診察まで3時間待ちぐらいになりそうなので8時前には病院に着いて事前の受付表に名前を書いて時間まで待機してたんですが既に9番目でした。お年寄りの朝の早さには勝てないですね。笑

9番目の診察ということで先にいつものメニューのリハビリを済ませ、ちょうどいいタイミングで私の診察の番がきました。

医師に最近の状況を聞かれたので「これだけ毎日のようにリハビリに通っているのにもう1ヶ月ぐらい肩の可動域の広がりや痛みの軽減の進展を感じない。停滞気味のような気がする」ということを伝えると肩の触診が始まりました。

肩の真上にある骨の出っ張りを指圧され「これ痛いかい?」と聞かれたんですがここがまさにずっと気になっていた部分で、しかもこの部分の痛みは腱板断裂の入院前から多少はあったんですよね。(手術後、まだ24時間装具で固定されていた時期のリハビリでまずはマッサージから入るんですが、ここを擦られたり押されたりすると前にも増して痛くなってました。)

そして触診の結果、「おそらく肩鎖関節炎(けんさかんせつえん)だろう」という病名(症状名?)を言われました。

肩鎖関節損傷

触診ではハッキリとした診断は下せないということで念のためレントゲンを撮ることになり、できあがったレントゲンを見ながら説明してくれたんですが、やはり肩鎖関節炎で間違いないようです。

肩鎖関節損傷には重症度があって、軽いものなら肩鎖関節炎(typeⅠ)、中度なら肩鎖関節亜脱臼(typeⅡ)、重度なら肩鎖関節脱臼(typeⅢ)に分かれるらしいんですが、私の場合は幸いなことにまだ肩鎖関節炎だろうということでした。ですが明らかに通常の人より骨が出っ張ってきており、レントゲンを見ると骨の変形もあったので肩鎖関節炎の中では重症のほうらしいです。肩鎖関節脱臼まで進行すると人によっては手術になったりまた数週間も腕を固定することになるそうです。(もう早またあの生活に戻るのは勘弁願いたい。笑)

その場で痛み止めの注射をしてもらい、これで少しは痛みが軽減して腕の挙上が楽になるのであればしばらくはこの注射を定期的に打って炎症が治まるのを待つことになりました。注射で痛みをごまかしているうちにこの炎症が治まってくれるかどうかが問題ですが・・・

とりあえずずっと感じていた妙な肩の痛みや可動域の広がりの改善が停滞していた原因らしきものを発見できてよかったです。肩鎖関節炎+手術後に起こる通常の凝り固まりでなかなか思ったように右腕の機能が回復していかなかったということみたいです。

もっと根本的なことを言えば元々、腱板断裂と肩鎖関節炎を併発してたけど腱板断裂のほうしか治療せずにいて、腱板断裂の手術後のリハビリで間接の運動を再開したことで炎症が進行していたようです。

帰ってきてからふと思ったんですが、この前手術をした病院に手術後3ヶ月診察をしにいったときもMRIを撮ったし、その前の手術後2ヶ月診察ではレントゲンとMRIを撮っています。そのときに骨の変形などがあればわかるだろうし、その時も今回と同じように痛みや機能改善の停滞を訴えたのに「術後1年は痛みを引きずります。腱の状態は問題ないので遠慮なくリハビリしてください。」と言われてあまり相手にしてくれなかったことを思い出してちょっとあの病院(というか医師)への信頼が揺らいでいます。笑

大きな総合病院では今治療している箇所や病名以外は敢えて見ないし気にしないという方針なんでしょうかね。

注射を打ったあと今日1日は今までにないぐらい肩の調子がよくて、肩を動かしてもいつもよりは痛みもなく挙上もだいぶスムーズなので注射の効果はあるようです。どれぐらいのペースで打ってもらえるのか聞いてくるのを忘れたんですが、とりあえず明日のリハビリは頑張って可動域の新記録に挑みたいと思っています。

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