傷病手当金には思わぬトラップがあった

最近は朝晩がかなり寒くて若干風邪気味です。自分で車を運転できるようになってからはリハビリも自分で通っていて、ここのところずっと朝1の順番を狙って朝7時半には病院に向かうんですが、出発前の朝風呂は浴槽に入らなきゃ寒すぎて無理です。ついこの前まではシャワーだけで済ませられていたんですけどね。

以前の記事にも書きましたが、マルチビタミン効果(だと思いこんでる)で近年は風邪を引いても高熱で寝込むことはなく、鼻水が出たり喉が痛いぐらいで熱が出たとしても37度ちょっとで済んでいるんですが、逆にそれなりに高熱が出てさっさと寝込んだほうが治りが早いんじゃないかと思ったりもします。笑

私の場合は体調を崩すと風邪の症状だけじゃなくて尿路感染とかにも気を付けなければいけないのでまぁ軽症で済んでる方が身体のことを考えるといいんですけどね。

今日の本題ですが、傷病手当金のことについて少し書いてみようと思います。

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傷病手当金

傷病手当金 「Wikipedia」
病気やケガで会社を休んだとき 「全国健康保険協会」

傷病手当というものがどんな制度なのかは上記のWikipediaや全国健康保険協会のHPで見ていただくとして、実際に手当が振り込まれるまでの日数のことに触れたいと思います。

私は今回の腱板断裂の療養でこの傷病手当の存在を知り、支給条件に該当するということを休養に入る前に会社側から親切丁寧に教えていただきました。

療養期間の最初のほうは有給休暇を全部注ぎ込んで休んでいたので1ヶ月目ぐらいは実際に会社には出勤していなくても今まで通り給料が出ていましたが、療養2ヶ月目からは病気休暇に切り替わり、会社に籍はあるものの無給の状態になってここで傷病手当のカウントが開始になりました。

この頃はまだ入院生活だったのでどこかに遊びに出るわけでもなく、食事も病院食で事足りていたのでそれほどお金を使うことはなかったのでまだ傷病手当の申請のことなんて全く考えていなかったんですよね。

ところが、退院して自宅療養に切り替えてからは毎日リハビリに通う車のガソリン代(田舎なので毎日病院までの往復はけっこうガソリン代がかかる)、入院中にDIYで家の中の改装に使った材料費の精算(とりあえず家族に立て替えてもらっていた)、入院中にお見舞いに来てもらった友人知人へのお返し(快気祝い?)等いろいろと出費も増えてきました。8月いっぱいでとりあえずは一度退職扱いになって、保険証を任意継続にしたので9月に入ってからはそのぶんの支払いも増えました。

なので復職までの間、このペースで貯金を切り崩したり年金だけを当てにするのはちょっとマズイと思って今月に入ってやっと傷病手当の申請書類を郵送しました。(傷病手当支給のカウントが開始されてから2ヶ月半の日数分をまとめて申請した形になります。)

そして昨日、ふと「そういえば傷病手当って実際に振り込まれるまでどれぐらいの期間がかかるんだろう?」と思いネットで調べてみたところ驚愕の事実が・・・

各サイトの情報にバラつきはありますが

最短で1ヶ月(まぁそんなもんだよね)
長い場合は2ヶ月~3ヶ月(マジか!!)
別のサイトでは長ければ4ヶ月という情報も(もう恐ろしくて考えたくない)

決定や実際の振り込みが遅れる理由としては

  • 医師の証明の取得に時間がかかる
  • 傷病手当金申請の手続きが多いので事務処理が順番待ち
  • 10日ほどの審査期間の後で振り込まれる
  • 申請書に不備がある場合は差戻でそのぶん給付が遅れる

ということだそうですが、私の場合は既に書類の様式は全て手元にあって、医師の意見書(診断書)は9月に入ったらすぐ8月末日までの期間の証明を書いてほしいと伝えて書類を預けていたので、9月の1週目には出来上がって手元にありました。なのでこの部分の遅れは考えなくていいようです。

問題は私の記入に不備がないかですね。記入例を見て入念に見直しもして提出したのでおそらく大丈夫だとは思うんですが何かヘマをやらかしてないかすごく不安です。笑

私は11月から復職の予定なので、ヘタすると傷病手当が振り込まれるのは既に復職した後なんてこともあり得るわけですね。どれだけ遅れようといただけるものは有り難くいただきますけど、正直言って復職後に支給されたのではあまり意味がない・・・

傷病手当の説明として「病気や怪我で働けないときの生活保障として」と書いてあるサイトもありましたが、申請してから振り込まれるまで2ヶ月とか3ヶ月かかるようではとても働けない間の生活保障とは言えないですね。

Twitterで♯傷病手当で検索してみると、振り込まれるまでの期間の遅さに切羽詰まっている人がたくさんいました。

なのでこれから傷病手当金の利用を検討している人や、今は健康で全く利用する予定がない人も下記のような注意事項を頭に入れておいてください。

  • 振り込みさるまでに資金が尽きて生活が苦しくなる可能性があるので全く蓄えがない人がこの制度だけを当てにするのは危険。
  • 急遽、会社を休むような病気や怪我ではない場合、休養に入る前に予め申請に必要な書類一式を会社からもらっておく。
  • 傷病手当の申請を予定しているということを早いうちに医師に伝えておいて、申請できる時期が来たらできるだけ速やかに意見書を書いてもらえるようにお願いしておく。
  • 初回の振込は時間がかかるが、2回目からは少しは早くなるようなので日数を溜め込んで一度に申請するのではなく、できれば月に1回のペースで申請する。(ここが今回の私のミスですね。)

家電製品が壊れるとか車が壊れるとか、考えたくないけど遠方の親戚や友人に不幸があってそこまでの交通費が必要になるなんて自体にならない限りは大きな出費はせずに復職までの生活はやっていけそうですが、念のためおとなしく質素な生活をしていこうと思います。悠長に構えすぎていた・・・笑

繰り返しになりますが、傷病手当金の申請から振り込みまでには思わぬトラップがあるようなので利用する場合はくれぐれも余裕をもった申請を心掛けてください。

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